東日本大震災から10年。子ども達に何を伝えるか?「津波てんでんこ」の教訓


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東日本大震災から10年。子ども達に何を伝えるか?「津波てんでんこ」の教訓

東日本大震災から10年が経ちました。

犠牲になられた皆様のご冥福を
あらためてお祈りします。

 

10年前のその時
私は幼稚園で
子ども達に紙芝居を読んでいました。

石川県は何の揺れもなく
あんな大変な地震が起こっていたなんて
わかりませんでした。

東京もひどい揺れだったと聞いて
姉にやっと連絡がつき
実家の神奈川の両親とも連絡がついた時は
ほっとしたのを覚えています。
(地方からだと連絡がとれやすいそうです)

でも…悲しいことに
岩手県に住む母の叔父叔母が
津波に流されて
いまだに見つかっていません…。

当時
長女は4歳
次女1歳。
息子は産まれていません。

この東日本大震災
子ども達に何を伝え
何を考えて欲しいか…

犠牲になられた方々の命を無駄にしないよう
子ども達にちゃんと伝えていきたい。

今日はそんな思いで
書いていきたいと思います。

津波の映像を観せました

中2・小5・小2になった子ども達。

当時、下の子は産まれていなかったし
次女も1歳。
長女も4歳だったので
当時のことは覚えていません。

「天災の怖さ」を教えるために
津波の映像をYouTubeで観せました。
これは賛否あります。
どっちが正しいということはないし
子どもの年齢にもよる。
ショッキングな映像だけど
でも私は観せました。
下の子は小2。
ちゃんと説明をしながら
一緒に観ました。

観せた映像は
メディアが撮影したものではなく
その現場にいた方の映像です。
撮影しながら、その方の心情も思わず
口にされていて…。
観ていて私も辛かったですが
「天災の怖さ」を伝えるために
一緒に観ました。

津波は
第二波第三波があること
とにかく高いところに逃げること
頑丈な建物の一番高いところに逃げること

映像を観ながら
具体的に教えました。
ショッキングな映像だけど
それが説得力を強くする。
子ども達の表情を見て
そう感じました。

今住んでいるところは
津波が来るところではないですが
子ども達が将来
どこに住んでいるかわからない。
だから無駄にはなりません。

「津波てんでんこ」を教訓に

「津波てんでんこ」
知っていますか?

「津波おきたら命てんでんこだ」
東北の三陸地方で昔から伝えられてきた言葉。

震災後、
この言葉が注目されていたこともありました。

今、住んでいるところでは「津波」は
来ません。
でも、
この教訓はどの災害でも当てはまるんです。

”地震があったら、家族のことさえ気にせず
自分の命を守るために
てんでんばらばらにすぐに避難せよ”

この言葉に込められたもの…

”バラバラに逃げるという行動をするにあたって
いざという時の「一瞬の判断」ができるように
しておく。
それが、一人一人の命を助けるとこにつながる”

家族が家に取り残されて
迎えにいって犠牲になってしまった…
こういった方が多かった。

「津波てんでんこ」
この教訓を子ども達に伝え
しっかりと自分の身を守る
命を守ることを伝えます。

どこでも起こりうる震災だから

私が育ってきた神奈川県は
小さい時から
「いつ大きな地震がくるかもしれない」と
言われてきたので防災意識が高い地域。

今住んでいる石川県は
本当に災害が少ない地域です。

昨年、「防災と片付け」の講座を
させて頂いた際、
防災に関して意識があまり高くない方が
多いとビックリしました。
そして
ショックを受けました。

 

地震がおきないところはない…
日本はそう言われています。

どこでもおこりうることだと
改めて自覚して
皆さんも
この「津波てんでんこ」を
子どもと共有して
考えてみてはいかがでしょうか?

あらためて
震災の日に…

 

 

 

 

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